浄土宗、東京教区教化団(法問寺住職も教化団理事の一員です)では、
法然上人800年大遠忌に際し、 南無阿弥陀仏 この名号を
東京の各寺院の 住職、寺庭(住職の家族など)の方々に、書いていただき、
これを、 増上寺に 奉納し、
法然上人850年大遠忌まで、置いていただくことを提案しました。
そして、東京教区の各お寺院の住職、寺庭の方々の書いた
南無阿弥陀仏
が、たくさん寄せられました。
このたくさんの御名号は、 2011年 1月 に、
増上寺の境内で、行燈に仕立てられました。
住職と私も、書かせて頂きました。
その後、 この御名号は、 折帖 に仕立てられました。
全、 6冊 の 折帖 に仕上がりました。
そして、桐箱に納められ、
2012年の大遠忌(震災で1年遅れでした)にて、
奉納されたのでした。
(桐箱の内底面には、 法然上人の御歌 を書きました)
釈文 * 月影の至らぬ里はなけれども 眺むる人の心にぞ住む 法然上人
2冊ずつ、 3つの桐箱に 納められました。
法問寺の住職が、800年記念事業のお役をしていた関係で、
この、御名号奉納でも、 寺庭である私も、 ご縁を頂きまして、
この、御名号 の 折帖の表書き、
桐箱の内底面の 御歌、 そして、表書きなど させて頂きました。
2012年4月には、約10日間にわたり、増上寺において、
法然上人800年記念大遠忌法要など、様々な行事が続きました。
こうして、 法然上人800年記念大遠忌 は、
東日本大震災のため、 1年延期され、 本年、無事に、終了致しました。
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